2026年話題の美容医療機器「ポテンツァ」「エリシスセンス」、ニキビ跡クレーターへの効果

セルフケアやピーリング施術を試しても改善しにくい、凹んだニキビ跡(クレーター)。近年、美容皮膚科で「ポテンツァ」や「エリシスセンス」といった、マイクロニードルとRF(高周波)を組み合わせた治療機器が話題になっています。この記事では、その特徴と、跡のタイプによる向き不向きを紹介します。
マイクロニードル治療とは
マイクロニードルは、極細の針で皮膚に微細な穴を開け、真皮のコラーゲン・エラスチンを生成する線維芽細胞を活性化させることを目的とした治療です。皮膚科の情報では、マイクロニードルの中でも最も頻繁に用いられる適応が、顔の萎縮性ニキビ瘢痕(いわゆるニキビ跡・クレーター)だとされています。
跡のタイプによって、効果に差がある
重要なポイントとして、マイクロニードル治療は、ニキビ跡のタイプによって効果に差があることが分かっています。
- ローリング型・ボックス型のクレーター:比較的効果的とされています
- アイスピック型(細く深い跡):他のタイプに比べて効果が少ないとされています
自分の跡がどのタイプかによって、適した治療法が変わってくるため、カウンセリングでの見極めが重要になります。
「ポテンツァ」「エリシスセンス」とは
これらは、マイクロニードルにRF(高周波)エネルギーを組み合わせた最新機器です。針を刺した部分にRFの熱エネルギーを届けることで、コラーゲン生成をさらに促進する効果が期待されています。「ドラッグデリバリー機能」を備えた機器もあり、薬剤の種類によって、美白・保湿・抗炎症など、目的に合わせたアプローチも可能とされています。
施術後2~3日ほどで徐々に効果を実感する方が多いとされ、1回の施術でも「肌のハリが出た」「化粧ノリが良くなった」といった変化を感じるケースがある一方、明確な改善のためには、最低4~6回程度のセッションが必要とされています。
メリットとされる点
- 最小限のダウンタイムで、すべての肌タイプに対応できるとされている
- 患部だけをピンポイントで処置できる
- 炎症後色素沈着のリスクが比較的低いとされている
知っておきたい注意点
- 効果を実感するまでに、複数回の施術が前提になっている
- 真皮のコラーゲン・エラスチンの正常化には、1年程度かかるとされている
- アイスピック型の跡には、他の治療法(TCAクロスなど)のほうが適している場合がある
セルフケアでの角質ケアや、クリニックでのケミカルピーリングとの違いについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。
→ 美容皮膚科のケミカルピーリング施術とセルフケアの違い
跡ケア全体の費用感については、こちらもご覧ください。
→ ニキビ跡ケアに何十万円も使ってしまう悩みと、費用と向き合うための視点
よくある質問
Q. マイクロニードルパッチ(自宅用)でも同じ効果がありますか?
A. 自宅用のマイクロニードルパッチは、主にヒアルロン酸などの保湿成分を角質層に届けることを目的としたもので、クリニックの機器のように真皮に働きかけてコラーゲン生成を促す効果とは、深さや目的が異なります。過度な期待はせず、それぞれの位置づけを理解して選ぶことが大切です。
Q. 痛みはどのくらいありますか?
A. 機器や麻酔の有無によって異なります。心配な場合は、カウンセリングの際にクリニックに確認してください。
まとめ|跡のタイプを見極めたうえで、治療の選択肢を検討しよう
ポテンツァやエリシスセンスといった最新のマイクロニードル×RF機器は、ニキビ跡クレーターへの治療選択肢として注目されていますが、跡のタイプによって効果には差があります。セルフケアで改善が見られない凹んだニキビ跡に悩んでいる方は、カウンセリングで自分の跡のタイプを確認したうえで、治療の選択肢を検討してみてください。